自転車競技の女子で生物学的男性が優勝、3位の女性が子供の世話をしている間にキス

Biological males win women’s cycling event, kiss while third place female cares for child | The Post Millennial

木曜日にロンドンで開催されたサイクリングイベント「サンダー・クリット」で、トランスジェンダーを自認する2人の生物学的男性、エミリー・ブリッジズとリリー・チャントが1位と2位の枠を獲得したのだそうです。

Reduxxによると、「サンダー・クリット」はロンドン最大のフィックスドギアサイクリングレースです。この勝利は、英国を拠点に女性の性に基づく権利を擁護する団体「女性の人権ネットワーク」がTwitterで発表したものです。

続けて、同団体は”3位になったサイクリストと比較して、何か違うことに気づかないか?“とツイートしています。

3位は、この写真に写っている唯一の生物学的女性でした。彼女は子供を抱いて、生物学的な男性に比べれば小柄な立ち姿で写っています。
これに対して、あるツイートでは、「この写真はジェンダー・イデオロギーを完璧に物語っている。男が最初で、女と子供のニーズは最後だ。」

ブリッジズとチャントの勝利は、トランスジェンダーを自認する生物学的な男性が、女性のスポーツに出場し、支配する傾向が強まっていることを如実に表すものです。

ペンシルベニア大学の水泳選手であるリア・トーマスは、オリンピックへの野心を公言し、前例のない大差で水泳競技に勝利しています。 昨年は、パワーリフティングのローレル・ハバードが “スポーツ・ウーマン・オブ・ザ・イヤー “に選ばれました。

3人の優勝者は、「サンダー・クリット」のライトニングカテゴリーに出場しました。このカテゴリーは、「シス女性、ノンバイナリー」及び「シス女性に最も近い身体能力を持つトランス男性・女性」向けであると、同社のウェブサイトは明記しています。

サイトでは、「シス女性はレースカテゴリーを選ぶことができません」と続けています。
「シス男性はサンダーカテゴリー、シス女性はライトニングカテゴリーでレースを行います。」と記載。


木曜日のレース前、ブリッジスは女性の自転車競技に出場できないでいました。先日報じられたように、ブリッジスは抗議の末、イギリス国内の自転車競技「オムニアム」に出場することができなかったのです。ブリッジスは、2月の時点では男性カテゴリーの自転車競技にも出場し優勝しており、英国ナショナル・オムニアムには男性として登録されていました。

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一方2011年10月、チャントは、女子スポーツに出場できる許容レベルに達するには、11ヶ月のホルモン治療が必要だとソーシャルメディアに投稿しました。(男性が参加する)サンダー・クリットには、6月がその治療期間にあったため、参加できなかったのです。


彼らのこの勝利は、ホルモン治療を受けていても、生物学的に男性が女性より優位であるという統計的な状況の中で起こったものです。


「サンダー・クリット」は、シスでない参加者が自分の身体的パフォーマンスをどのように自己評価するかを決めるための指標は明示していません。


「シス」という言葉は、1991年にドイツの性科学者フォルクマル・シグシュが作った造語で、誰もが「シス」か「トランス」かのどちらかであるという区別を作るために生み出されました。
シグシュのジェンダー論における研究はトランスジェンダーにとどまらず、2011年のSPIEGEL誌のインタビューでは小児性愛の擁護者であることを明らかにするなど、性科学者によくあるトピックも含まれています。

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