トランス女性のローレル・ハバードはスポーツウーマン・オブ・ザ・イヤーに輝いた

Transgender weightlifter Laurel Hubbard named sportswoman of the year by New Zealand university (dailymail.co.uk)

ニュージーランドの重量挙げ選手でトランスジェンダーのローレル・ハバードさんが、「2021年のスポーツウーマン」に選出され、今週初めの火曜日、ニュージーランドのオタゴ大学から表彰されました。
彼はトランスジェンダー女性として初めてオリンピックに出場したことが評価されました。
87kg超級の女子重量挙げで予選を通過しましたが、成功させることはできませんでした。
彼は、スポーツを包括的なものにするためのIOCの取り組みに感謝しました。

彼女は、スポーツ界の偉業を祝う113年の歴史の中で、初めてのトランスジェンダーの受賞者です。

43歳のハバードさんは、今年初めに開催された東京オリンピックの重量挙げ女子87kg超級で予選を通過し、オリンピックで単独種目に出場した初のオープンリー・トランスジェンダー女性となりました。

クイーンズタウン出身のハバードさんは、スナッチ(※床にあるバーベルを一気に頭上まで持ち上げてしまう種目)で成功せず、予選敗退となりました。

ハバードさんは、オタゴ・デイリー・タイムズ紙に寄せた声明の中で、「オタゴ大学の教員や学生から受けたすべてのサポートと優しさに感謝している」と述べています。

「この賞は、私のオリンピックへの旅に関わってくれたすべての人のものです」。

彼女は、少年時代に男らしく見せるためにウェイトリフティングを始めたが、男性として生きることのプレッシャーに耐えられなくなったと言います。彼女は16年間スポーツから離れていましたが、2017年にカリフォルニアで開催された世界選手権90kg級で2つの銀メダルを獲得して復帰し、世界を驚かせました。

「私は世界を変えるためにここにいるのではありません」と、彼女は勝利の後に言いました。「私はただ、私でいたいし、私がすることをしたいのです」。

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男性として生きるのがプレッシャーだったから、女性になったハバード氏。

そしてオリンピックにも女性の枠で出場し、女性としてニュージーランドで表彰されました。

いつか女性として生きるのがプレッシャーになったら、また男性になるのでしょうか。