ノンバイナリーCEO、「ドレスを着た男」と呼ばれ激怒

Non-binary CEO slams travel industry colleagues after being labelled ‘the man in the dress’ | Daily Mail Online

ノンバイナリーを自認し、「彼女」と「彼ら」という代名詞を使う旅行リクルート会社のCEOは、先週ロンドンで開催された主要なトレードショーで、常に「ドレスを着た男」と呼ばれていたという。

2019年にLightning Travel Recruitmentを設立したクリス・キング氏は、LinkedIn(ビジネス特化型SNS)で旅行業界の一部の同僚を批判し、差別を強調したことで「トラブルメーカー」や「注目を集める人」という烙印を押されたと述べました。

キングは、11月の第1週にExCelで開催された業界最大級のトラベルショー「ワールド・トラベル・マーケット」に、クリーム色の膝丈ベルテッドドレスと、フロントジッパーのディテールが付いた黒のアンクルブーツを着用して出席しました。

LinkedInで共有された感情的な投稿の中で、このビジネスオーナーは、自分たちが受けた罵倒には皮肉が込められていると述べ、「多様な目的地を推進することで繁栄している業界に、マイノリティグループを認めてサポートするよう求めることを想像してみてください。『ドレスを着た男』だなんて、酷い表現だ。」

旅行業界における包括性の向上を求めて、キングは次のように書いています。「他人の服装についてコメントしたり、相手の性別を決めつけたり、私のことを『ドレスを着た男』と呼んでもいいと考えたりすることは、決して許されることではありません。我々は前進しなければならない」。

ある旅行業界の専門家は、包括性に問題があるのではなく、キング氏が「実際の変化よりも注目を集めるため」に「大げさに」動いていると指摘しました。

キングは、リクルートコンサルタントのウェブサイトに掲載されたブログで、否定的な反応に対して次のように書いています。「問題のある人。注目を集めるために物事を強調しているだけの人。他人の尻馬に乗っている人。指をさしてはいけない人。みんなを捕まえようとしている人。ドレスを着た男」です。

「これらのことはすべて、直接会って、DMで、あるいは私たちの投稿へのコメントで、私に直接言われたことです」。

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男性がドレスを着ることに問題はないと思いますが、「ドレスを着た男性」であることに間違いはないので、そう表現するのが許されないというのはよくわかりませんね。

あなたなら、彼のことをどう呼びますか?