全米トップクラスの小児病院が、生まれる前から自分の性自認を知っている子どもがいると主張するビデオを公開し、物議を醸している。
ボストン小児病院が8月にYouTubeチャンネルに投稿した動画によると、同病院のジェンダー・マルチスペシャリティ・サービス(Gender MultiSpecialty Service＝GeMS）クリニックで診察する子どもの「かなりの部分」が、「子宮にいるときから」自分の性自認を知っていると心理学者が説明しているのである。
この動画には、”Caring for young transgender kids (トランスジェンダーの子どもたちへの配慮)”というテキストが掲載されている。
ケリー・マクレガー博士はビデオの中で、話せるようになるとすぐに自分の性自認を表現する子供たちがいると言い続けている。
「彼らは、”私は女の子です “、または “私は男の子です “のようなフレーズを言うかもしれません 。子供はとても早くから自分の性自認を知っているのです」と、この心理学者は主張する。
「私たちは、2歳や3歳、通常は9歳まで、様々な幼児を見てきているのです。」
ボストン小児科は、このビデオについてのコメント要請にすぐには応じなかった。
同病院のウェブサイトでは、GeMSクリニックが「性別が多様な子ども、10代、若い大人」を対象に、「身体的・心理的評価、継続的な医療ケア、必要に応じた追加紹介」を含む「性別に配慮したケア」を行っていると謳っている。
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