著名なトランス活動家が、10代の少年に性的虐待を加えた容疑で逮捕されました。

EXCLUSIVE: Prominent Trans Activist Arrested on Charges of Sexually Abusing Teen Boy – Reduxx

トランスジェンダー差別による悲惨な体験談がニューヨーク・タイムズ紙に掲載された著名なトランス活動家が、10代の少年に対する性的虐待と恐喝に関連する16件の重罪に問われている。

カルロス・アルトゥーロ・アパリシオ・エルナンデス(36)は先週、第1級重罪として加重性的恐喝と6件の強制的ソドミー、第2級重罪として3件の強制的性的虐待、未成年者の誘惑、5件の未成年者の性的搾取–すべて10代の少年に対する2021年の虐待に関する罪で起訴された。

昨年1月、15歳の被害者は、同世代の少女と思わせた人物からのFacebookでの友達リクエストを許可した。ヘルナンデスは数ヶ月にわたってこの少年と連絡を取り合い、信頼を築き、最終的にはヌード写真を要求した。

写真を受け取ったヘルナンデスは、被害者に会うことを要求し、ユタ州の自宅に招待したという。

そしてヘルナンデスは、少年に性的暴行を加える前に、連絡を取り合っている間に送った写真で少年を脅迫した。裁判資料によると、さらにヘルナンデスはこの性的暴行の様子を録音していたという。

被害者が警察に話した内容によると、ヘルナンデスは少年に「非常に若い」少女たちの性的搾取画像も見せ、彼らにも性的虐待を加えたと話したという。

逮捕されたヘルナンデスは黙秘権を放棄し、若い頃から未成年に惹かれていたことを警察に話した。また、少年と会った目的は、性的虐待をするためだったと語った。

ソルトレイク郡保安官事務所によると、ヘルナンデスは法律上の名前では女性として登録されていたが、ライザ・ダニエラ・アパリシオ・エルナンデスという偽名を名乗っていた。また、エルサルバドルの市民であることも記録されていた。

母国エルサルバドルでは、ヘルナンデスはトランス活動家のコミュニティで活発に活動し、トランスアイデンティティーの男性を擁護する政治団体Asociacion Aspidh Acoiris Trans(AAAT)の理事を務めていた。

ヘルナンデスはAAATでトップレベルの役割を果たし、LBTQコミュニティを代表してさまざまなイベント、デモ、政治的会合、さらにはコスタリカの米州人権裁判所に出席し、性自認法の制定を働きかけてきた。

ヘルナンデスは2016年に裁判所を訪れ、性自認法の普及を推進し、2018年に米州人権委員会は「人の性自認に合わせた名前の変更、公的記録や身分証明書の修正」は保護される権利であると宣言した。

2017年2月、ヘルナンデスは、当時エルサルバドルの外務大臣だったウーゴ・マルティネスと一緒にいるところも目撃されている。エルナンデスはマルティネス大臣に、性自認法に関する支援を働きかけていた。

2018年、ニューヨーク・タイムズ紙も、LGBTQの移民が直面する障害に関する記事でへルナンデスを紹介していた。

その中でヘルナンデスは、警察による嫌がらせや身体的暴行に直面した後、2017年6月にエルサルバドルを離れた「トランスジェンダーの人権活動家」と説明されていた。ヘルナンデスは同年、米国への亡命を認められ、ロサンゼルスに定住することになる。

ヘルナンデスのケースは活動家の間で有名になり、ワシントンDCのキャノンハウスオフィスビルで開かれた世界平等評議会のイベントに招待されてスピーチを行い、その中でヘルナンデスは移民税関捜査局の職員から自分のセクシャリティと性自認に対する差別を受けたと主張している。

また2020年3月、ヘルナンデスは南カリフォルニア大学(USC)法学部で、”亡命、障害、メンタルヘルス “というテーマで講演を行っている。

ヘルナンデスと面会した際、記者は彼がソルトレイクシティ・メトロ刑務所の女性区画に収容されていることを確認したという。ヘルナンデスは、ユタ州に家族がいると言っていたが、本籍は亡命が認められた後に居住したカリフォルニア州ロサンゼルスにあることが記されている。

ヘルナンデスは現在、罪状について裁判を待っているところだが、10代の少年に対する暴行を行ったことを警察に認めていると報じられている。

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