アリゾナ州、オクラホマ州、キルギス州 各議会でトランスジェンダーの女子スポーツ参加禁止を可決

Ariz., Okla., Ky. Legislatures Pass Transgender Sports Bans | Newsmax.com

アリゾナ州、オクラホマ州、ケンタッキー州は木曜日、トランスジェンダーの若者が女子スポーツに参加することを禁止する法案を可決した。選挙期間中の激しい争点に関する共和党による州法の最新の動きである。

共和党が提案した「女子スポーツを救え法案」に加え、アリゾナ州の議員らは、医師が未成年者に性別を確認する手術を行うことを禁止する法案を可決した。両法案は現在、同じく共和党のダグ・デューシー知事の机に向かっている。アリゾナ州は、妊娠15週目以降の中絶を禁止する3つ目の法案を可決した。

この法案の採決は、ほぼ党派に沿って行われた。

民主党のケリー・バトラー議員は2日、「なぜ、スポーツに参加したい子どもたちに対するいじめを法制化しなければならないのか」と感情的なスピーチで述べた。「それは私が知っている国ではないし、私が誇りに思う国でもない」

オクラホマ州議会では、同じ「女性スポーツを救え法案」というタイトルの法案が木曜日に可決された。

ケンタッキー州では、議員が同法案を可決し、トランスジェンダーの女子が小学6年生から大学まで女子スポーツに参加することを禁止する内容となっている。同法案は今後、ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事(民主党)のもとに送られる。ベシア氏の事務所はコメントを求めたが、民主党は一般にLGBTQ+の権利を支持し、トランスジェンダーの生徒のスポーツチームへの参加制限に反対してきた。

これらの禁止事項の支持者は、トランスジェンダーの選手が不当に優位に立たないようにするために必要だと主張している。トランスジェンダーの擁護者やWomen’s Sports Foundationのような団体を含む禁止令の反対派は、このような措置は差別的であるとし、トランスジェンダーの生徒を学校スポーツに含めることを提唱している。

テキサス、アラバマ、ミシシッピ、アイオワなどの州の知事はすでに、トランスジェンダーの女子の女子スポーツへの出場を禁止する法案に署名している。

同様の法案は今週、ユタ州とインディアナ州の知事によって拒否されたが、これは、この問題を11月の米議会選挙を前に有権者を引きつけるための勝利戦略と見なすより広い党と連携することに、一部の共和党指導者が消極的であることを示すものである。

両州の共和党議員は今週初め、州知事の拒否権を無効にする予定であると述べた。