スウェーデンで初のトランスジェンダー閣僚が誕生

Sweden gets its first transgender government minister (thelocal.se)

スウェーデンで初のトランスジェンダー閣僚 学校校長や弁護士務め学校相に 首相は初の女性:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

スウェーデン国会は11月29日、与党・社会民主労働党の党首マグダレナ・アンデション氏(54)を新首相に選出した。女性首相は同国初。同氏は30日に新内閣を発表し、学校相に同国初のトランスジェンダー閣僚となるリナ・アクセルソン・キルブロム氏(51)を任命した。

51歳の元校長で弁護士のアクセルソン・キールブロム氏は、北欧の国で政府閣僚になった初めてのトランスジェンダーとなった。

アクセルソン・キールブロムは、2015年に出版した著書「Will You Love Me Now?」で、男の子として生まれたが女の子として育ったこと、25歳のときに完了した女性の体への身体的移行について述べている。

「トランスの人々は常に存在し、これからも存在し、私たちはそれをもはや恥ずかしいとは思いません。私たちはニューノーマルなのです」と、公共放送局SVTが2018年に発表した記事で書いている。

離婚し、2人の養子の母親でもある彼は、小学校と中学校の教育を担当し、教育大臣のアンナ・エクストロムは高等教育を担当する。

2020年10月には、欧州議会議員のペトラ・デ・スッター氏がベルギーの副首相に就任し、欧州初のトランスジェンダー大臣となった。

台湾のオードリー・タンは、2016年に世界初のオープンリー・トランスジェンダーの政府大臣になったとされている。