女性に対する暴力防止法から、「女性」という言葉が削除されるー米

Women Are Literally Being Removed From the Violence Against Women Act | Independent Women’s Voice (iwv.org)

ワシントンD.C.-ここ数週間、上院の共和党と民主党は、「女性に対する暴力法(VAWA)」の法案についてついに同意しました。政策の不一致で2018年から停滞していたこの法案は、家庭内暴力や性暴力の被害者女性を支援するためのものです。

1994年に初めて法案が成立して以来、この法律が多くのサバイバーを助け、これらの深刻な問題に対する意識を高めてきたことは間違いありません。この法律のタイトルが示すように、これらの被害者の大半は女性です。しかし、このVAWAの最新版では、民主党は被害者を「女性」と呼ぶことを拒否し、代わりに「女性」を「個人」という言葉で置き換えることを選択しているのです

女性の権利団体、『独立した女性の声 ( Independent Women’s Voice (iwv.org)(IWV』』 の上級顧問であるアンドレア・ボトナー氏は、次のような声明を発表している。

「女性に対する暴力防止法は、今後数日のうちに上院の議場に提出されるでしょう。しかしそうすべきではないありません。この法律は、リベラルな政策課題を追求するために、女性の幸福を犠牲にしている。(女性という言葉が)法案の本文から削除されることで女性が無視されるだけでなく、この法案では女性の安全とプライバシーが危険にさらされています。」