BBCのストーンウォールからの離脱

BBC Quits Stonewall Diversity Programme Over Impartiality Concerns – Deadline

BBCは、英国のLGBTQ+慈善団体であるストーンウォールが主催する「 ダイバーシティ・チャンピオン・プログラム 」と「職場の平等性指標」から、公平性に疑問があるとして脱退を表明しました。

このプログラムは、職場にLGBTQ+インクルージョンを定着させ、LGBTQ+の優秀な人材を獲得することを目的としており、過去数ヶ月の間に英国のネットワークであるChannel 4やメディア規制機関であるOfcomも脱退しています。「職場の平等性指標」は、LGBTQ+のスタッフに対してどれだけオープンであるかを基準に、各機関をランク付けしています。

「放送局として、我々は独自の価値観と編集基準を持っており、それらは我々の編集ガイドラインに明確に示され、公表されています。BBCはダイバーシティ・チャンピオン・プログラムへの参加を更新しませんが、今後もストーンウォールを含む様々な外部組織と協力して、LGBTQ+のスタッフを支援する関連プロジェクトを進めていきます」。とBBCは述べています。

ストーンウォールの声明によると、BBCのニュースは、「ダイバーシティ・チャンピオン・プログラムをはるかに超えた、職場のインクルージョンに対する組織的な攻撃を受けてのこと」であり、今後も「LGBTQ+の同僚へのサポートを支持するために、さまざまな面でBBCとの関わりを続けていく」としています。

声明では、以下のようにも述べられています。「LGBTQ+の従業員へのサポートを後退させるように組織が圧力をかけられていることは衝撃的です」「インクルージョンは重要です。私たちは生活のために仕事に依存しています。多くの人が、他のどこよりも長い時間を仕事に費やしています。LGBTQ+の人々は職場で安全で尊重されていると感じるべきであり、このような攻撃による人的影響は過小評価できません。」