殺人で服役中のトランス女性、男性スタッフに身体検査を受けたことでオレゴン州を提訴

Trans-Identified Male Murderer Suing Oregon for “Gender Discrimination” (4w.pub)

恋人を殺害した罪で服役中のトランス女性受刑者が、オレゴン州を「性差別」で訴えています。

ダニエル・リー・スミスとして生まれた生物学的男性であるゼラ・ローラ・ゾンビは、男性刑務所に収容されていた際の虐待を理由に、オレゴン州および複数の被告人を提訴している。ゾンビは、オレゴン州矯正局が女性刑務所への移送を拒否したことや、定期的な身体検査を女性スタッフではなく男性スタッフに行わせたことが、彼の権利を侵害したと主張しています。

また、女性に対する性犯罪歴のある暴力的な受刑者と「同房」を余儀なくされ、その同房者から身体的・性的暴力を受けたとしています。

ゾンビがいつ移行を開始したのかは不明ですが、投獄される前は女性であることを認識していませんでした。

ゾンビは、2014年に当時の恋人であったサマンサ・ブラウン(24)を残虐に殺害した罪で、現在35年の刑期に服しています。ブラウンの死因は頭部への鈍器による外傷とされており、彼女には4人の幼い子供がいました。

この裁判でゾンビは、仮釈放なしで終身刑になる可能性のある殺人および殺人未遂の有罪判決を避けるため、過失致死と暴行の罪を認めました。さらに、別の人物に対する第一級暴行罪と、覚醒剤製造の罪でも起訴されました。

この訴訟を受けて、ゾンビは最近、男女両方の受刑者を受け入れている女性用施設コーヒー・クリーク矯正施設に移されました。

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刑務所に入る前は女性と自認していなかった殺人犯が、突如女性を自認し、女性スタッフに身体検査してもらえなかったのは差別だとして州を訴える……。

しかもその訴えを受けて、本当に女性用施設に移送されたようです。

今後は身体検査も女性スタッフにしてもらえるのはないでしょうか。