イギリス 連続小児性愛者、児童性的虐待で2度目の逮捕の際、「自分は女だ」と主張

UK: Serial Pedophile Complains About Being “Misgendered” During SECOND Arrest For Child Sexual Predation – Reduxx

トランスジェンダーを自認する連続小児性犯罪者が、児童に対する性的コミュニケーションに関与しているとして2度目の逮捕となった。ジェマ・アン・ヒックス(35歳)は、12歳の少女と思われるFacebookユーザーと性的なやり取りをしていた。

12月13日、ヒックスは、ボランティアによるおとり捜査の結果、ウェールズの自宅の前で逮捕された。ボランティア団体『子供たちの無垢な心を大切に』(※Children’s Innocence Matters (CIM))は、12歳の少女を装ったFacebookのおとりのプロフィールを作成し彼の行為を暴いた。

ヒックスは、このプロフィールの人物と連絡を取り始め、すぐに性的な話をし始めた。彼は少女をプールに誘い、ブラジャーのサイズを尋ね、パンツを見せるよう求め、女性専用の更衣室に入って少女の脱衣を見ることに興味があると公言した。

また、ヒックスは、「正直に言うと、私は小さな女の子に性的魅力を感じている 」というメッセージの中で、小児性愛者であることを告白したとされている。

CIMは、少女と会うために彼が定めた場所でこの小児性愛者と対峙し、警察が到着するのを待つ間、証拠と自分たちを守るために記録していたヒックスとのやり取りを読みあげた。ヒックスは終始、意に介さない様子で、時には腕を組み、目を丸くし、ニコチン・ベープを吸っていた。彼は何度も 「俺は知らない」と言っていたという。

ヒックスはまた、自分が女性であることを何度も主張し、彼はCIMのボランティア職員が自分を「間違った性別」で呼んだと非難し、彼らは自分に対して犯罪を犯したと主張し始めた。

「また性別を間違えてるじゃないか。これは憎悪犯罪に分類される」と、ヒックスは何度も主張した。

おとり捜査の指揮を執るCIMのチームメンバーはヒックスに、もし自分の親戚が未成年で、ネット上で小児性愛者に狙われていたらどうするか想像してみるよう頼んだ。しかし、ヒックスはその訴えを無関心に受け流し、こう言った。「1番大事なのは自分だ。」

再犯であること、以前は執行猶予付きの判決を受けたことについて問われたヒックスは、こう答えた。「ああ、過ちを犯したことは認めるよ。精神的に参ってたんだ、だからなんだ?」ヒックスはまた、執行猶予がついていたことを自慢し、彼のFacebookのプロフィールから連絡があったにもかかわらず、子供にメッセージを送ったのは自分ではないと主張した。

警察が到着すると、女性警官がヒックスに、16歳未満の児童との性的コミュニケーション容疑で逮捕すると告げた。

ヒックスが未成年者との不適切な関わりで捕まるのは、今回が初めてではない。

2021年1月、当時イギリスに住んでいたヒックスは、児童との性的コミュニケーションを図ったとして、ケルナーフォン・クラウンコートで18カ月、2年間の執行猶予付きの判決を受けている。英国では、執行猶予付きの判決により、犯罪者は一定の釈放条件を維持する限り、刑務所に入らず自由に歩き回ることができる。

当時、ヒックスの弁護人は、ヒックスは「傷ついた人間」であり、身柄を拘束されることは彼の更生努力につながらないと主張していた。判事は、この犯罪を「極めて不穏で問題が多い」と評し、裁判所には親告罪を出す権限があると認めたものの、更生の見込みを重視し、収監を断念した。

ヒックスには10年間の性被害防止命令(SHPO)が言い渡され、警察は彼の携帯電話とSIMカードを破棄するよう命じた。

ヒックスの有罪判決に関する報道は限られており、この事件を報道したメディアはヒックスを「女性」としか表記せず、女性名詞を使ったため、読者は小児性愛者のおとり捜査で女性が逮捕されたと思い込んでしまっていた。

しかもヒックスを捕らえた小児性愛者ハンターたちはFacebookで、「トランスフォビックなコメント 」を避けるようにと忠告までしていた。

ヒックスがいつ法廷で裁かれるのか、裁判所が再犯者をどう扱うのかは、現時点では不明である。

ヒックスが収監された場合、女性刑務所に送られる可能性があり、その決定は、性別認定証明書と呼ばれる法的文書を持っているかどうかに左右されるようだ。

今年8月以降、英国で小児性愛者ハンターに捕まったトランスジェンダー女性は、ヒックスが3人目である。

11月末には、自称「お姉さん」の男が、若い少女のものと思われるおとりのソーシャルメディアアカウントに生々しい性的メッセージやポルノを送り、小児性愛者へのおとり捜査で逮捕されている。

イギリス・ケント州に住むショーン・ホークス(30)は、ジャスティス・フォー・イノセンス・プロジェクト(JIP)が行ったおとり捜査により、11月27日に母親の自宅で逮捕された。JIPの担当者はReduxxに対し、ホークスとおとりとのやりとりは「これまで扱った中で最悪のもの」であり、動物をレイプすることへの言及も含まれていたと語った。

8月には、エマ・ベラ=プッタナという名前も使うジョナサン・レア(44)が、未成年に見せかけたおとりアカウントに児童への性的搾取資料を送り、小児性愛者ハンターのおとり捜査で捕まった。この作戦中、エマは6歳児をレイプしたことを自慢したとも伝えられている。