トランスジェンダーの水泳選手リア・トーマスがNCAA2022ウーマンオブザイヤー賞にノミネートされました (eduknowz.com)
トランスジェンダーの大学生スイマー、リア・トーマスが、ペンシルバニア大学から全米大学体育協会の2022年「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」賞にノミネートされたことが明らかになった。
今年初めに行われた2022年全米大学体育協会女子1部水泳・飛び込み選手権の500ヤード自由形で優勝したトーマスは、卒業する女子学生アスリート577人の1人として、学校からこの名誉ある賞にノミネートされたとNYポスト紙は報じている。
彼女は、生物学的に男性として生まれたのに、女子部門で競うのは不公平だとの批判を受け、記録破りのシーズンが論争に包まれた後、今年大学を卒業した。
トランスジェンダーの活動家で元オリンピック金メダリストのケイトリン・ジェンナー氏は、トーマスの女子部門への参加を「トランスコミュニティにとって最悪の事態の一つ」と呼んだ。
この水泳選手のチームメイトも懸念を表明し、ある者はチームの勝利が “汚された “ように感じると述べた。
22歳のリアは、グッドモーニングアメリカのインタビューで、プールでの記録的なパフォーマンスによって巻き起こった論争について初めて語った。
「私は泳ぎ続けるつもりです…それは非常に長い間、私の目標であるオリンピックで泳ぐためです。私はそれを実現させたい。」
スカイ・ニュースの司会者リタ・パナヒは土曜日にこう言った。「これは驚くべきことです。生物学的な男性の身体は、女性であることよりもはるかに優れているようです… 生涯女性であった女性の代わりに、トランス女性がウーマンオブザイヤーを受賞することになるとは。」
つい先月、世界水泳の統括団体である国際水泳連盟が、トーマスを含むエリート女子種目へのトランスジェンダー女性の出場を事実上禁止した。
新しい「ジェンダー・インクルージョン政策」は、12歳以前に移行したスイマーにのみ、女子種目への出場を許可している。また、同団体は「オープン競技部門」を提案した。
トーマスが受賞する賞は、「大学生活を通じて、資格を活用し、地域社会や陸上競技、学業で際立った活躍をした女子学生アスリートを表彰するもの」とされているもので、全米大学体育協会は候補者全員をリストアップしている。
「毎年、全米大学体育協会加盟校は、卒業する優秀な女子学生アスリートをウーマン・オブ・ザ・イヤーに推薦し、祝福することが奨励されています」と同団体は述べている。
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