リボンや人形が嫌いな女の子は「トランスジェンダー」として扱われている…イギリスNHSからの告発

Tavistock clinic treats girls who don’t like dolls ‘as transgender’ | News | The Times

ピンクリボンや人形遊びを好まない少女たちが、NHSタビストック・クリニックでトランスジェンダーとして扱われていると、ある内部告発者が発表しました。

タビストック・アンド・ポートマンNHSトラストで元理事を務めていたデビッド・ベル博士は、ジェンダーに疑問を持つ子どもたちの親の支援団体「ジェンスペクト」が開催した会議で、クリニックではジェンダーの固定観念に従わない子供たちが、まるで間違った体に生まれたかのように扱われていると述べました。

北ロンドンの医療機関では、患者が「ピンクリボンや人形を好まない場合は、本当の女の子ではない」というような、「厳格で二元的なジェンダー構造を支持する」医療介入が行われていました。

2018年には、ベル博士の同僚数名がこのような動きについて、十分な診断もせず子供たちの人生を左右するような決断に誘導していると非難し、懲戒処分の脅威にさらされました。

ベル博士はまた、ストーンウォールやマーメイズなどの「強力な政治的ロビーの影響」により、「思考、疑念、探求のための空間が閉鎖された」と述べ、タビストック・クリニックのスタッフたちは懸念を表明することでトランスフォビアのレッテルを貼られることを恐れていたといいます。

同NHSトラストの広報担当者は、GIDSは「ケース・バイ・ケース」であり、結果がどうなるかは予想できないと述べています。同氏は次のように述べています。「私たちは、セクシュアリティとジェンダー・アイデンティティの問題が、誰にとっても絡み合っている可能性があることを認識しています。トランスとゲイのアイデンティティは相互に排他的なものではなく、一方の結果が他方の結果を排除するものではありません。

私たちは、社会の中で若者が自分の性別や性のアイデンティティーの違いを表現する際に、強いプレッシャーを感じることがあることもよく知っています。私たちが提供するサービスと評価は、これらの問題を探求するための空間を提供するためのものです」。